世のサービスレベルの最近のブログ記事

パンダが去年の8月から追いかけてきたとあるお客さん

この2ヶ月ほど、ご担当の部長さん達、役員さん、パートナーと
かなりの密度で打ち合わせを重ねながら準備をしてきた
とある案件の第一フェーズにGoがかかりました

商品部やシステム部と経営企画部の有志がタッグを組んで
ここの部署のニーズだけに会わせた個別のシステム作りを進めるのではなく
会社全体のシステム構想をしっかりと練り上げた上で
会社全体での対投資効果をシミュレートしながら
業務とコンピュータシステムを構築し直そうという壮大な計画です

木曜日の時点では社長預かりとなって
ご担当の面々も、パートナーも、パンダもかなりうちひしがれていたのですが
今日お電話を頂き
「社長が、プレゼン資料をじっくりと読んでくれて、決断してくれました」
とのご連絡
この喜びを誰かと分かち合いたい
そんな気持ちでした

決して、中小企業さんではありません
皆さんほとんどが知っている大企業さんです

この会社、
ご訪問するとすれ違う社員さんが必ず「いらっしゃいませ」と
行ってくれるんです

挨拶、大切ですよね

パンダがお伺いする小売さんの中には
社員さんが皆さん ふんぞり返っているところもあります

そんな会社だと、会社全体の企業価値を高めてなんて
話にはまずなりません
そうするとパンダも、お伺いする価値を見いだせないので
足が遠のいてしまいます

日本の小売業
社員の躾がしっかりとできているところ
成長してきた頃の精神がまだ残っているところ
社員の中にまだ、こんな熱い気持ちを持った人が残っているところ

こんなお客様がまだまだ日本にもいらっしゃるんだな

がんばって、日本の流通業に貢献していくぞー!!!
そんな気持ちになった日でした

ところで、村上龍さんのやっているとある番組

被災地のショッピングモールの屋上で仮営業が始まる光景は
胸が熱くなり、涙がこぼれました
流通小売業冥利に尽きますね
がんばってください

最近の小売のお客さん

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※以前、酔っぱらって書きかけのまま放置していたの若干補完しています

パンダのお客さんは、小売業のIT担当部署がメインで
業務方の人とお話をさせてもらえる機会なんて余りありません
ましてや役員クラスともなれば、如何ともし難い壁があるのが普通

理由、流通小売企業なんて、長くて60年、短ければ10年ちょっとぐらいで台頭してきたところばかり
なんだけど、その短い期間に急成長してしかも、日本国内だけで商売が成り立ってきてしまった結果
ガラパゴス化、老害の蔓延、官僚化の進行具合が激しい

自分たちの商売が世界で一番、
本気でそう信じている

世の中、狂信者ほどたちが悪いものはなくて、、、

今までやってきたことに、誇りを持っていることは悪いことではないのだけれど
その頃は、毎日毎日、一生懸命、業務の改善を図っていたはず
なのにそれを忘れてしまって
守ることに一生懸命になってしまっている今日この頃

最近ホットな案件の家電量販業界

朝の8時過ぎには大型バスが何台も
旧ラオックス(中国家電大手に買収された)前に横付け
中国人観光客が『日本製』」炊飯器を何台もお土産に買っていく様を横目に
今、何を考えて商売をしているんだろう

強ければ生き残れるわけではない
変化に対応できなければ生き残れない
強ければいいのであれば、今は恐竜の世界のはず

流通業と製造業

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縁あって、とある製造業の団体のパーティーに顔を出してきました
生産工程の問題を解決して、スループットをあげる手法を研究する会の集まりです

曰く
『理論上2倍の生産効率だったのが、実際やってみると生産量が10倍になった』
『これをしっかりとやっているおかげで、中国との競争に負けない生産性が確保できた』
などの言葉とともに

『日本を元気にしていくために』
『将来の日本を担っていくために』
など、熱意のある言葉をあちらこちらで耳にすることができたのが、うれしかった

流通小売業はどうなんだろう
日本のために、社会のために、お客さまのために
言葉を並べている企業はいっぱい知っている
しかしながら、その言葉が会社の中に染み渡っているの感じたことはない

国際競争の荒波に晒され続けてきた製造業と
国内市場を特殊な流通事情という障壁に守られてきた小売業との違いなのか


がんばれ日本の小売業

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『オペレーションエクセレント、マネージメントプアー』
日本の小売業を海外の人が評した言葉です

コンサルタント3年目のパンダ
以前にも増して様々な流通小売業のお客様にお会いする機会が増えてきて
この言葉をとっても実感しているんです


流通小売業に手を染めたのは10年以上も前の話で
フルスクラッチのコンピューターシステムとExcelを使いながら
単品管理、個別原価を目指している会社に身を寄せた頃からでした

フルスクラッチの拡張性や柔軟性の壁にぶち当たり、
現在飯の種にしている小売業専用パッケージソフトに出会ったのもその頃でした
海外の流通小売業って、進んでいるなぁと、とても感心した物でした

だから、パンダは当然のことだと思っていたんです
単品管理、個別原価が・・・

時は流れ、会社を辞めてコンサルタントの道を歩み始めた頃、
日本で一番大きな、そして2番目に大きなスーパーでは
店舗の在庫がすぐには見ることができないと聞いたときは、我が耳を疑った物です

最大手の紳士服の会社では、個店のPLがわからないというのも聞きました

『システム投資が少ないんだよ』なんて誇らしげに言っている靴屋さんも

日本と呼ばれる、外界から隔絶した市場の中だけで生きている人々は
そんな、世界中で当たり前と言われていること行う努力もしないで
単純に仕入れ先を殴り回し売価を下げて、見てくれだけの売上高を稼いでいる
売れ残れば返品するだけ
そんな小手先だけの行いの結果は、キャッシュのフローが落ちていくだけにもかかわらず

一昨年のリーマンショックの後、
もといた会社はデフレスパイラルの元凶かのように扱われていました
その会社は流通小売業の中では給料が高いことでも有名だったのにです

何とか売るために売価を下げる → 利益落ちる → 給料下がる → 購買力落ちる → 投資できない
これがデフレスパイラル

原価下がる → どんどん売れる → 利益上がる → 給料上がる → 購買力上がる → 次の投資
のスパイラルの実現

何でこんなことを、世の識者と呼ばれる人々や社長さん達がわからないのか?
流通小売評論家とか言われている連中なんか、何もわかっていないのかな?

「お値段以上・・・」とか言ってる会社の社長さん
製造委託先や素材、副素材メーカーをたたいているだけじゃ、駄目なんですよ
最近、品質がどんどん落ちていることに気が付いていますか?
既存店の前年比落ちてますよね

当たり前のこと、やりましょうよ
手遅れになる前に

お声をかけていただければ、お手伝いしますよ。

コンサルタント

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コンサルタントという言葉の訳を検索してみると

consultant 【名】
    コンサルタント、相談役{そ うだんやく}、顧問{こもん}、医師{い し}、弁護士{べんごし}、会計士{かいけ いし}◆専門的相談を受ける職業について使われる
アスクル

と出てくる
要は日本語には当てはまる単語のない職業なんです
定義が曖昧で、日本人にはしっくりとこない言葉なんですね
そんなわけで、世の中には自称『××コンサルタント』という方がごまんといるわけで
そのほとんどが、ただの評論家
あれは駄目、これは駄目、こうしたら、あぁしたらとは口では言うけれど
自分では何もできない

だからパンダはコンサルタントと呼ばれる人たちが大嫌いでした・・・
何で過去形なんだ???
それはパンダ自身がコンサルタントと呼ばれる仕事についてしまったからです

プログラマーからSEと呼ばれるようになって15年、
コンサルタントと呼ばれるようになって早3年orz
コンサルタントと呼ばれる人にとって、いったい何が必要なのかを考える今日この頃です
パンダの考えに最も近いコンサルタントの資質についてを紹介すると

「洞察力、洞察したものを理屈で組み立てる力、組み立てたものを証明する証明力、証明したことを伝える伝達力、伝達したものを実行する実行力。精神的なこ とでいえば、向上心と自己責任の原則をもつことですかね。」

な感じです
結構大変ですよね

世の中の皆さん、特に流通小売業に携わっている方々
本当の意味でのコンサルタントってのは
世の中にちゃんといるんですよ

だから昔のパンダなように毛嫌いしないで
ちゃんと話し合いましょうよ

ところで、Twitter始めました
気が向いたら検索してみてください








年末行事

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12月の中盤を過ぎて、いよいよ今年もあと2週間
年末行事を色々とこなしているパンダです

年末行事で主たる物と言えば、

やっぱり忘年会

今年一年、色々とお世話になった方たちとの楽しい語らいも何ですが
昔、同じ釜の飯を食い、苦労を共にした友人たちと旧交を温め合う
そんなことがこの数週間(年明けの新年会へ続く・・・)の状況です

そんな中で5年ぶりに会ったやつがいました
彼は中国人です
日本の大学を卒業して
とある洋服屋さんに入社して10数年
今では売上200億の中国法人の実質社長さんです

偉くなったもんだなぁ~

それでも彼は昔のままでした
日本の社長を尊敬し
自分の周りに人たちに感謝し
社員を幸せにするために一生懸命

お酒が入っての語りも熱く、それも昔のまま

そんな中で、彼が僕に教えてくれた目標
あと10年あまりで売上1兆円

社員5万人 家族を含めて20万人を幸せにする

そんな機会をくれた会社に感謝すると

こんな奴らがいっぱいいる会社
そんじょそこらの小売に負けるわけ無いじゃないですか

久しぶりに気持ちの良い感動を受けた夜でした

ちょっと待ってよ!

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なんだかんだと言って11月もほぼ最終週
気温もぐっと下がってきて、
バイクに乗るのも、寒さが身に応える季節になってきました
(今はけがで乗れていませんけど)

で、最近のニュースを見ていて
どーしても、納得がいかないことに一言

政府の月例経済報告がデフレであると言った関係で
デフレスパイラルへの懸念を示すニュースがあふれかえっている
そんなニュースの中でよく取り上げられる材料に、ジーンスがある

・ユニクロの姉妹店G.U.の990円ジーンズ
・西友の850円ジーンズ
・ドン・キホーテの690円ジーンズ

この3つを並べてデフレの象徴のように表現していることが多い

デフレスパイラルって

 値下げ→利益減少→賃金低下→販売不振→値下げ

を繰り返すことを言っているんですよね

ちょっと待ってよ!

リタイヤしたら

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日本の人は60歳の定年を迎えてもまだまだ働きたい人が多いらしいけれど
パンダは全く違います

ただでさえ、人様より多めに色々と背負ってしまっているので
なんとか50歳を超える頃には、その色々に片をつけて
人と車と味気ない建物だらけの東京から逃げ出して
暖かい地方のどこかで、の~んびり過ごしたい

そんな野望を持っています

若い頃はイタリアの南部とかスペインだとか考えていたんだけど
年をとってくると、やっぱり言葉の不自由が無い
自分の国がいいんだなぁと感じてしまうことに、やっと気がついたこの頃です

暖かいところというと紀伊半島だとか、四国だとか、九州、沖縄
そんな感じですかね
地震も台風も滅多にない瀬戸内海沿岸もなかなかおすすめ

結局のところ何が言いたいかというと
「先祖代々、うんぬんかんぬん」なんて戯れ言を口にしながら土地にしがみついて
社会資本やインフラの無駄遣いをするのはやめませんか
特に限界集落と言われている地域に住んでいる方
といったところと、もうひとつ

若い人を集めることで時間を無駄遣いするのはやめて
リタイヤした、一番資産を持っているアクティブシニアをターゲットにした
政策を地方主体で始めませんか

総額60~80兆円といわれる団塊世代の退職金争奪戦は
もう、始まりつつありますよ、地方自治体さん

よく考えたら、去年もよく似たことを書いていましたよ、、、

日系企業の行くみち

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日本の人口は統計学的に減っていく傾向にあるのは間違いないですよね
少子高齢化対策とか、今更のように騒いでは見ても
人工ピラミッドを見たら一目瞭然
子供を産んで育てる世代が、40代、50代、60代と比較して
圧倒的に少ないんですもん
急に子供が3人4人が当たり前になんてなる訳ないんだし
移民でも受け入れない限りは
この傾向は変えようのない事実でしょう

シルバー産業やペット産業のように今から開拓できる余地のある
市場がまだまだあるのも事実です
団塊世代の退職金80兆円とか、世界トップクラスの貯蓄なんてのも
今後の政治の行方によっては短期的にあてにしても良いのかもしれないけど
しかしながら、長期に考えると日本国内だけを相手にしていては厳しいですよね

そんなことを考えていてふと思ったのですが、
なんで日本企業は本社を海外に持っていかないんだろうか?
日本語しかしゃべれない社員が大多数のままで
インドや中国、ブラジルあたりの今からの市場に対応していけると
思っているのかしら?
法人税だって飛び抜けて高いのに、なんで?

皆さんは知っていますか?
白物家電、冷蔵庫とか洗濯機とか
もう日本が世界一じゃないんですよ

未だに高品質、高機能、高価格の商品にこだわり続けている日本企業は
高品質、低機能、低価格に対応している中国、台湾、韓国企業に負けてるんです
これだけ数字ではっきりと出ているのに
どうしても頭が切り替わらないんですね
きっと、日本人だけで日本語だけで日本市場だけしか見ていないからなんでしょう

トヨタとかソニーとかユニクロとか
いい加減に海外に本社を移して、
色々な国からの社員を受け入れる準備を始めないと
致命傷になるんじゃないですかね

がんばれWillcom

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長年技術屋の視点で
いろいろなサービスの消えていくのを見てきました
その中で学んだことは

「良いものを作れば売れる」というのは作る側のエゴだ!

ということ

パンダの中で最も象徴的なのは、OS/2がWindowsに敗れ去ったこと

当時、前線でシステムの開発をしていたパンダにとって
事業会社の基幹系システムをWinodowで作るなんて、、、てな感じでみていました

あれから10数年、OS/2なんて知らないですよね、みなさん
安定性とか、拡張性とか、圧倒的にOS/2の方が良かったんですよ、本当に
(個人的にはVistaでもまだかなわないと感じています)

で、今日の本題ですけど
PHSが世に出始めた頃は、通信料金の違いが明らかで
携帯電話とは何となく棲み分けができていたんです
大人は携帯、学生はPHSみたいな感じで
携帯は車の中でも使えるし、全国単位で見れば通話範囲が広いし、

PHSはがんばりました
移動中でも使えるようになったし、通話範囲も携帯に負けないぐらいに広がった
でもsoftbankが価格破壊を進める中、PHSはどんどん衰退してしまいました

関東で生活をしている限りにおいては(地方はわかりませんけど)
地下鉄に乗っていても、建物の中にいても
クリアな音声で(今でもPHSの方が音は良いです)つながるPHSは
値段もお得で、何でみんなdocomoに騙されていくんだろうか?
と感じていたものです
日本で本格的なPDA(W-ZERO3)を普及させたのもWillcomでした

今年からサービスが始まる予定のデータ通信にはかなりの期待を寄せていたんです
でも来年には携帯が、もっと早いデータ通信サービスを始めるとアナウンスをしたときに
とどめを刺されたような
そんな気がします

すいません、パンダも解約するつもりです

2022年6月

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