2008年12月アーカイブ

新聞テレビの無責任さ

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今年もいよいよ後1日とちょっと
きっと今日が今年最後の書込になってしまうのだろうと思い
書きたかったことをちょっとだけ

突然の世界金融恐慌で大騒ぎになってしまい
色々と予定の変更を余儀なくされた方も多いでしょう
日本の景気も後退局面に入っており
色々と自衛的な動きが必要なのも頷けます

ただ皆さんにお伝えしておきたいのは
今年の狂ったような原油の高騰とその後の下落ぶりを見てもわかるように
経済とは、実態とかけ離れたごく一部分の数字だけが一人歩きした結果の
『心理的』な要素がかなり多いと言うことを知っておいて欲しいという事です

僕は経済学者でもなんでもありません
でも仕事柄、小売の数字はかなり細かいところまで調べながら
仕事をしています

先週に発表された経済産業省の『商業販売統計速報』
アメリカやヨーロッパの小売が数十%単位での売上を落としている中
日本のそれは、小売全体で0.9%昨年対比でダウン程度なんです

確かに自動車関連は7%を越えるダウンなのですが
衣料も食品も機械も全て昨年対比でアップ

デパートやGMSはダウンだけれど
コンビニ、スーパーはアップ

外食も大手32社中22社はアップ

単に努力をしているところとそうでないところの実力の差がハッキリと出ている
それだけであって、
大手のマスコミ、新聞やテレビがセンセーショナルに『不景気感』を
あおっている程の消費の減速は今のところおきていないのです。

当然今後の動向、12月の速報などは注意してみておかないといけないのも
事実ではありますが
このような数字を元にした事実を、細部ではなく全体を見た客観的な
報道をする能力がマスコミにはなくなってきた
これも紛れもない事実で有るなと感じてきています

それでは皆さん、
良いお年を


企業の責任

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最近の経済事情悪化の折、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

パンダはおかげさまで、忙しい日々を送っておりブログの更新も滞りがちです
とは言っても入ってくる額はしぼみ気味なのですが、、、

以前も「企業の責任」ぽい題で書いたことがあると思うのですが
最近の大企業のあまりの行いに、

一番ヤリ玉に挙がるのはやっぱり『トヨタ』

なんだかんだといっても日本一の規模を誇る企業な訳で
この急激な市場の変化に置いて、何らかの対応を求められるのは
いたしかたないこととは思いますが
先陣を切って期間社員の大整理をする

内部保留が14兆円もある中で、
その数%を取り崩せば済む雇用の保全を
なぜに先頭を切って行わなければならないのか

日本の非正規雇用者に関する法整備が立ち後れているは別の問題で
これって、脱法ドラッグと同じレベルのことを
声の大きな、力の強い企業が我が儘を押し通して
政治も、行政も見ぬふりをしている

何もかもが浪花節では、個々まで会社の規模を大きくできなかったのはわかっているけれど
色々な人の助けがあって、ここまでこれた訳なんだし
そろそろ日本のために一肌脱いでも良いのでは?

後はこの行為に対して、日本の一般の人々はなんで黙っているのだろうか
海外では猛烈な不買運動が起こってもおかしくない
そんな悪辣なことをやってしまっている

そう考えた方が良いですよ『トヨタ』さん

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