ASPとSaaSとか

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なんか久しぶりに技術ネタです

取りあえず、言葉の説明から
ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)
 ソフトウエアをサーバーに導入済みですぐに使える状態にしているから、月額を払って
 インターネット経由で使って下さい。と言う商売

SaaS(ソフトウエア・あず・あ・サービス)
 ソフトウエアをサーバーに導入済みですぐに使える状態にしているから、月額を払って
 インターネット経由で使って下さい。と言う商売

???

何が違うのでしょうか

一つは言葉のはやった時期、ASPは2000年ぐらいまで、媒体に取り上げられていたけれど
色々な原因で、結局ははやりませんでした
その原因はだいたい4つぐらい有って、(1)セキュリティの問題、(2)性能、操作性の問題
(3)インターネットの早さ、(4)カスタマイズしにくい

その辺の問題を"だいたい"改善してさあもう一度と考えたソフトベンダーが
イメージを一新しようと思って作った言葉が SaaS なんです。

まぁ早い話が、サーバーを自社で管理しないで、中身の業務アプリケーション(ソフト)も
含めて面倒見ますから
お金は毎月経費として払いって下さい

と言うことです

ふ~ん、で何が良くなるの?
なんてことを、一般的な観点で書いてますね

(1)サーバーの運用、保守をしないで良い
  社内に置いておいて、ほったらかしのまま何となく動いている会社さんが結構多いのでは?
  でもそんな会社さんでよく起こるのが、データが消えた、ウィルスに冒された、動かなくなった

  その度に「社内担当者」と呼ばれる人が、中には休日とか夜中に呼び出されて対応を
  求められることも、それで解決することもあるけど解決できなかったときは・・・
  今までの「情報資産」 顧客とか取引先とか売掛、買掛とか在庫等々は紙に残っているものや
  お取引様にお願いしてかき集めるしか無くなってしまうなんてこと、聞いたことありませんか。
  僕は見たこともあります。一度だけでなく

(2)サーバー設置環境
  大きなサーバーとか、サーバーも複数台になってくると、小さな専用の部屋に,専用の空調を
  取り付けてとかしている会社さんも増えてきているでは

  だけど、それぞれの会社で幾ら努力しても、データセンター並みの設備は望むべくも有りません
  ガス消火設備、自家発電機、サーバの2重化や負荷分散、24時間監視等々

  こんな事が,自分たちで考える必要もなくオマケのようにそろっています

(3)法規制の対応などのバージョンアップ
  今まではインフラ(設備・ハード)関連のことばかり書いていましたけど、今度はアプリケーション
  についてです。 会計とか人事給与なんて、本当に規則の変更が多いですよね
  消費税も今後どのようになることやら、、、
  その度にアプリケーションのバージョンアップ、皆さんはどのようにされていますか

  実施日の前の夜中に、ベンダーから送られてきたパッチの適応を?
  最近はちょっと便利になってきて、インターネットからダウンロードしてアップデートを実行

  こんな事も、全て、気がつかない間にやってくれます

こんな事を、ふ~ん、と思われるか
なるほど~良いなぁ、と思われるかは
パンダの考えでは企業の規模、だいたい売上10億以上~とか従業員80人以上~が
別れるポイントなんでしょう

ま、とりあえずSaaSってのはそんなもんなんですよ

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このページは、ぱんだが2009年5月29日 11:50に書いたブログ記事です。

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