基幹システムをという言葉が指すシステムの機能は業種によって様々だと思うが
小売業にとっての基幹システムは、売上在庫管理システムの事を言うことが一般的だ。
ただ、一言で売上在庫管理システムと言っては見ても、企業によってその意味、扱いはバラバラ
何のために売り上げを管理して、何のために在庫を管理するのか
システムで管理しているそれらの数字をどのように企業の戦略、戦術に生かしていくのか
それこそ雲泥の差が有る事を最近、ひしひしと感じている
以前にも書いたことがあるが、弊職はそのあたりの考え方、実行度合いが最も進んでいる小売業に勤めていた。
そこを退職してからすでに５年が過ぎているけれど、本当に残念ながら世の小売業はその辺りを学ぼうとしていないように見受けられる。
商品の管理階層、組織の管理階層がその企業の戦略を全く反映していないなんてのはお茶の子さいさい
KPIがまともに定義されていないなんてのもごく普通
特に創業者がまだ現役で、自分は数字を見ないで物事を決めてきた物だから、その直属の部下達も数字を見る習慣が無い。
それって、創業者が歳をとったら、会社がダメになる原因ってわかって欲しい
